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2008/7/24

認証局初、韓国市場向けにEV SSLガイドラインV1.1適合のEV SSLサーバ証明書を発行~ルノーサムスンモータース社~

 GMOインターネットグループのGMOホスティング&セキュリティ株式会社の連結子会社で、電子認証サービスを展開するグローバルサイン株式会社(代表取締役社長:中條 一郎 以下、グローバルサイン社)は韓国企業のルノーサムスンモータース社へ「EV SSLガイドラインV1.1」に適合したEV SSLサーバ証明書を発行いたしました。認証局としては初めて韓国企業へ「EV SSLガイドラインV1.1」適合のEV SSLサーバ証明書を発行したことになります。

 これは、韓国内におけるGlobalSignブランドの販売に関する独占販売代理店であるe-motion社を通じて実現いたしました。

◆ ◆ ◆

【「EVガイドラインV1.1」について】
 EV SSLサーバ証明書は、世界の主要な電子認証局(CA)とブラウザ・ベンダーによる非営利団体「CAブラウザ・フォーラム」によって指針化された、厳格な認証プロセス(「EV SSLガイドライン」)に従って発行されます。そしてこの「EV SSLガイドライン」は世界中で順守されています。

 従来の「EV SSLガイドラインV1.0」では、ラテン文字以外の組織名(各国語による会社名)の認証において、ローカルな規定のある「日本」を除く2バイト言語*圏では、実質的にEV SSLサーバ証明書の発行ができませんでした。

 このたび「EV SSLガイドライン」がV1.1にアップデートされ、「外国の組織名称ガイドライン」の項が正式に記述されたことから、日本以外の2バイト言語圏でも認証が可能になりました。これを受けてグローバルサイン社では、他の認証局に先がけ、韓国企業向けにEV SSLサーバ証明書の発行を開始いたしました。

* コンピュータで文字を表記する際に、1バイトの情報(アルファベット)で表現できる文字言語を1バイト言語といい、英語・フランス語などがこれに当てはまる。それに対して、1文字に2バイトを要する文字(漢字やひらがな、ハングルなど)で表記される、日本語・韓国語などを2バイト言語という。

●CA/Browser Forum 公開ドキュメント: http://www.cabforum.org/documents.html

【韓国市場におけるSSLサーバ証明書とe-motion社との業務提携】
 韓国市場において、直近一年間でSSLサーバ証明書の市場は非常に大きな伸びを示しています。(*1)これは、韓国情報通信省が、「2007年3月より、個人情報や認証情報を扱うウェブサイトについては、安全のための措置として、安全な通信機能を装備しなければならない」(*2)と定めたことが大きく影響していると考えられます。

 このような韓国市場の動向から、グローバルサインは直近の重要な成長市場になると判断し、韓国の大手代理店であるe-motion社とGlobalSignブランドの販売に関する独占販売契約を締結しました。この提携により韓国国内におけるGlobalSignブランドの電子認証サービスの展開を行っています。

*1: 参考資料をご参照ください。
*2: 「情報通信網利用促進及び情報保護などに関する法律」第28条”個人情報の技術的・管理的保護措置基準”
韓国情報保護振興院 http://www.kisa.or.kr/(韓国語)

◆e-motion社 会社概要

商号 주식회사 이모션(株式会社e-motion)

所在地

ソウル市江南区駅三洞641-10 アスンビル

代表取締役社長

鄭 周衡

事業内容

●市場調査、広告、宣伝に関する業務
●インターネットビジネスのコンサルティング
●ウェブサイトの構築及び運営
●インターネットマーケティング業務の代行

資本金

10億ウォン

URL

http://kr.globalsign.com/

◆GlobalSignとは
 世に電子認証サービスが登場し始めた初期の段階より、ベルギーで10年にわたって電子認証サービスの提供を行ってきた認証局です。ベルギー政府関連機関への数多くの実績を持ち、eID(BELPIC)をはじめとするベルギー電子政府プロジェクトの最上位認証局である、ベルギー政府認証局への認証を行っております。2006年にGMOインターネットグループ傘下となり、政府レベルのセキュリティを、日本をはじめワールドワイドに販売展開しております。

※eID:  ベルギーの電子政府プロジェクトの一環として始まった国民ID カードプロジェクト。12歳以上のベルギー全国民に対して電子証明書入りのIDカードが配布される。

主な実績:(数値は累積発行数)

  • 10万枚以上のSSLサーバ証明書発行実績
  • 140万枚を超える電子証明書発行実績(個人向けデジタルID・ウェブサイト・ICカード向けなどを全て含む)
  • 合計2,000万枚以上の証明書発行実績を持つ、パブリックルート認証局(下位認証局からの発行含む)
  • 政府関連機関をはじめとするベルギー官公庁・大手企業への数多くの納入実績

主なプロフィール:

  • ヨーロッパで初めてWebTrustを取得した認証局
  • CABF(CA/Browser Forum)メンバー
    日本ではグローバルサイン(旧日本ジオトラスト)がJCAF(日本電子認証協議会)のメンバーとして参加
  • Anti-Phishing Working Groupメンバー

【サービスに関するお問い合わせ先】
◆グローバルサイン株式会社 広報担当 飯島
TEL:03-5728-1551  FAX:03-5728-1552  E-mail:pr@globalsign.co.jp

【報道関係お問い合わせ先】
◆GMOホスティング&セキュリティ株式会社  経営企画室 広報担当 加藤
 TEL:03-6415-6100  FAX:03-6415-6101  E-mail:pr@gmo-hs.com
◆GMOインターネット株式会社  社長室 グループ広報チーム 細田・石井
 TEL:03-5456-2695  FAX:03-3780-2611  E-mail:pr@gmo.jp

【グローバルサイン株式会社 会社概要】

会社名 グローバルサイン株式会社 <http://globalsign.co.jp/>

所在地

東京都渋谷区桜丘町20番1号 渋谷インフォスタワー

代表取締役社長

中條 一郎

事業内容

■情報セキュリティ及び電子認証業務事業

資本金

3億5,664万円

【GMOホスティング&セキュリティ株式会社 会社概要】

会社名 GMOホスティング&セキュリティ株式会社<http://gmo-hs.com/>
(東証マザーズ 証券コード:3788)

所在地

東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー

代表取締役社長

青山 満

事業内容

■ホスティングサービス事業
■セキュリティサービス事業

資本金

9億605万円(2007年12月末現在)

【GMOインターネット株式会社 会社概要】

会社名

GMOインターネット株式会社 <http://www.gmo.jp/>
(東証第一部 証券コード:9449)

所在地

東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー

代表取締役会長兼社長

熊谷 正寿

事業内容

■インターネット活用支援事業(ネットインフラ事業)
■インターネット集客支援事業(ネットメディア事業)

資本金

12億7,683万円

以上

【参考資料】市場成長率(日韓中の比較):四半期毎
※NetCraft(http://news.netcraft.com/)より発表された調査データの数値をもとに弊社独自で推計したものです。

市場成長率(4半期毎)

2005/1Q 2005/2Q 2005/3Q 2005/4Q 2006/1Q 2006/2Q 2006/3Q 2006/4Q 2007/1Q 2007/2Q 2007/3Q
日本 4.61% 21.07% 8.16% 10.52% 6.06% 6.10% 6.89% 5.61% 0.86% 11.12% 1.25%
韓国 4.35% -0.64% -0.22% 6.90% -0.20% 4.25% 3.78% 18.50% 42.90% 68.27% 45.56%
中国 8.33% 5.41% 6.49% 12.44% 6.32% 11.04% 12.43% 7.31% 8.08% 14.37% 7.69%

[市場成長率グラフ]

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