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2022/3/23

200名以上の同時マルチプレイが実装できるオンラインゲーム開発用ネットワークエンジン「Photon Fusion」を販売開始

200名以上の同時マルチプレイが実装できる
オンラインゲーム開発用ネットワークエンジン
「Photon Fusion」を販売開始
~ゲームプレイの最高のパフォーマンスを引き出す革新的なマルチプレイヤーエンジン~

 GMOインターネットグループのGMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(代表取締役社長:青山 満 以下、GMOグローバルサイン・HD)は、オンラインゲーム開発向けに提供しているネットワークエンジン「Photon」シリーズにおいて、200名以上の同時マルチプレイが実装できるマルチプレイヤー(*1)エンジン「Photon Fusion」を、本日2022年3月23日(水)より正式に販売開始いたしました。
 「Photon Fusion」を用いることで、短時間で大量のオブジェクト処理を要する大人数向けのゲームにおいてもマルチプレイの実装が可能になり、最高のパフォーマンスを引き出すことができるようになります。
(*1) 少人数から大勢まで遊べるゲームのこと。

【「Photon」シリーズについて】

 「Photon」シリーズは、リアルタイム、マルチプレイヤー、マッチメイキング(*2)対応のネットワーク通信を行うオンラインゲームの開発・運営に必要なツールを取り揃えたネットワークエンジンです。
 ドイツのExit Games GmbH(CEO:Christof Wegmann 以下、Exit Games)が開発・運営しており、シリーズにはオンプレミス(*3)のサーバーアプリケーションとして提供する「Photon Server」と、「Photon Cloud」内で稼働する数種類のSaaS型アプリケーションサービスがあります。
 日本においては、2013年からGMOグローバルサイン・HDが日本ロケーションの提供や販売・マーケティング、日本語サポートなどを行っています。
(*2)プレイヤー間の自動マッチングを行うシステム。オンラインゲーム内において、プレイヤーのレベルに応じた対戦相手を自動で選出することで、ゲームバランスを調整する。
(*3)システム構築に必要なサーバー機器などをお客様で導入し、運用すること。

【「Photon Fusion」販売開始の背景】

 コロナ禍の影響でオンラインゲームの需要が高くなり、利用ユーザーの増加に伴う帯域幅の増加や、より高いリアルタイム性が重要になってきています。この度、そのような要望に対応するために、従来の「Photon」シリーズの機能を強化し、帯域幅のパフォーマンスを従来よりも6倍向上させ、より速く、より多くのプレイヤーやオブジェクトを処理できるようになった「Photon Fusion」シリーズを新たに販売開始することといたしました。

【「Photon Fusion」について】(URL:https://www.photonengine.com/ja-JP/Fusion

 「Photon Fusion」は既存のサービスの特徴を踏まえつつ、最先端機能を加え、複数のアーキテクチャに対応したSDK(*4)を提供しております。リアルタイム対戦ゲームは勿論、FPS、RPG等々に適したサービスです。また、デルタスナップショットと結果整合性モードという2つの状態複製アルゴリズムが利用可能なため、高速で正確な状態複製を提供するための高クロック(Tick Rates)の操作はもちろん、AOI(Area Of Interest)というインタレストリストを利用し、転送するデータを減らした上で圧縮するため、送信されるデータの量を劇的に減らすことができます。
(*4) Software Development Kit – ソフトウェア開発キット

■「Photon Fusion」の特徴
1)大人数プレイヤーに対応
従来のサービスでは最大50名程度のプレイヤーに対応していましたが、「Photon Fusion」では、200名以上のプレイヤー数にも対応し、新体験を創り出す可能性を提供します。
2)60Hzから120Hzに対応
Tick単位で精密なシミュレーション。今あるどの最高峰のゲームよりも高精度なプレイ環境を実現します。
3)ラグ補正
Sub-Tickの精密さの100%正確なラグ補正。
4)インタレストマネジメント
何万ものダイナミックオブジェクトに対応する高速インタレストマネジメント。
5)カスタムKCC(Kinematic Character Controller – キネマティックキャラクターコントローラ)
何百人ものプレイヤーのオーソリテーティブな動作に対応する、高度で超高速のキャラクターコントローラ。
6)カスタムアニメーションセットアップ
UnityのPlayable APIで構築された、Tick単位で精密なアニメーションシステム。
7)シングルコアでも動作可能
最新のベアメタルサーバでシングルコアでの動作可能。
8)主要なゲームジャンルのテンプレート
様々なゲームジャンルに対応する複数のテンプレートを用意しています。
■価格一覧(税込)
プラン 初期費用 月額費用
20CCU 無料 無料
100CCU
(ONE-TIME/12ヶ月間有効)
17,339円 無料
500CCU 無料 17,339円
1,000CCU 無料 33,766円
2,000CCU 無料 67,532円
Premium Cloud
(2,000CCU)(*5)
無料 100,000円
Premium Cloud超過CCU 無料 50円

(*5) Premium Cloud プランは2,000CCUを超えた場合、1CCUあたり50円の追加費用が発生

■日本語サポート

【「GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社」について】

 GMOグローバルサイン・HDとは、11万社の法人のサーバー運用実績、国内販売代理店 約6,700社の販売代理店を有するホスティング事業者であり、世界で5社しかないグローバルでシェアを持つ電子認証局の中で唯一の国産認証局「GlobalSign」を保有する老舗IT企業です。政府関連機関・大手企業をはじめ世界各国の企業・団体に電子証明書を導入しています。

以上

【サービスに関するお問い合わせ先】

●GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 Photon 運営事務局
E-mail:developer@photonengine.jp

【報道関係お問い合わせ先】

●GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 社長室 広報担当 大月・遠藤
TEL:03-6415-6100 E-mail:pr@gmogshd.com
●GMOインターネット株式会社 グループコミュニケーション部 広報担当 寺山
TEL:03-5456-2695 E-mail:pr@gmo.jp

【GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社】 (URL:https://www.gmogshd.com/

会社名 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 (東証第一部 証券コード:3788)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役社長 青山 満
事業内容 ■電子認証・印鑑事業
■クラウドインフラ事業
■DX事業
資本金 9億1,690万円

【GMOインターネット株式会社】 (URL:https://www.gmo.jp/

会社名 GMOインターネット株式会社 (東証第一部 証券コード:9449)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 ■インターネットインフラ事業
■インターネット広告・メディア事業
■インターネット金融事業
■暗号資産事業
資本金 50億円

※記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。
Copyright (C) 2022 GMO GlobalSign Holdings K.K.All Rights Reserved.

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